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蔵春閣 (長野市) 蔵春閣(ぞうしゅんかく)は、善光寺や城山公園に近い、長野市東之門町に位置する市立の公会堂の名称。蔵春閣という名称で呼ばれた建物はふたつあり、最初のものは1908年に建設され、1949年に火災で焼失した。もうひとつは、1967年に完成し〔、現存しているが、現在は長野市生涯学習課の所管となっており、正式名称は城山公民館別館で、「旧蔵春閣」とも称される。 == 最初の蔵春閣 == 善光寺に隣接する長野市の城山には、地元の有志等によって1886年に建設された建物「城山館」があり、市制を敷いた長野市は1898年にこれを買収して市立の公会堂として運用していた。 1908年秋に、城山で一府十県連合共進会が開催されることとなった際に、貴賓接待用の施設として「城山館東館」が〔、野外音楽堂などとともに建設され、これが後に「蔵春閣」と呼ばれるようになった〔。この最初の蔵春閣は、205坪余〔、ないし、210坪の建物であった〔 - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧〕。 この初代の蔵春閣は、大正期には演説会や音楽会にしばしば使用されたが〔、1949年2月6日の火災によって、隣接する城山館ともども焼失してしまった〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「蔵春閣 (長野市)」の詳細全文を読む
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